ついに、EOCSのコンシューマ版であるCEROのレーティングに、18歳未満購入禁止の区分指定を盛り込むようです。
微妙なところは、PCソフトにおいてもCEROレーティングを適用できると言うところですが、EOCS側ともめたりしないのでしょうか。
恋愛カテゴリが加わり、12歳〜18歳のレーティングが与えられるようですね。
セクシャルアイコンが可愛いので、個人的にはCEROを応援してます。
それはさておき、こういうレーティング制度や倫理規定制度に対しては多くの方が反対意見を良く唱えていらっしゃいます。
約10年ほど前のゲーム市場で考えますと、恐らく必要なかった制度だと思われます。
確かに、我々の世代がファミコンで遊んでいた時期を考えると、マリオが「死んだ」、勇者が「殺された」など、残酷な言葉を面白おかしく口にしていた事を思い出します。
ただ、その頃はまだまだ子供だった私たちですが、「これはゲームの世界の中だけの話なんだ」という認識をきちんと持っていたと記憶しています。
しかし、ここ数年、ゲーム表現のリアリティさが異常に増しており、今後HDTV対応・DTS対応などを含めて、恐ろしくリアリティを伴うゲームの出現が目の前にまで来ています。
若年層の現実と仮想のボーダーが判断できない世代を中心にこれらのコンシューマ機が普及していく以上、現実社会というものを認識するまでの間に、危険要素を流入させないという規制はある程度必要になってくると思います。
「TVゲーム」という娯楽・文化が悪者にならないためにも、私は倫理規定に賛成です。
TVゲーム自体が、諸悪の根源ではないのです。
ではまた。
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